当院からのお知らせ

江東区の区民健診とは

令和6年度の江東区　健康診査　及び各種がん検診が、令和6年6月21日から開始しています。
当院では健康診査、胃がん内視鏡検診、胃がんリスク検査、大腸がん検診、前立腺がん検診を行っております。また、大腸がん検診陽性の方に対する精密検査(大腸内視鏡検査)も行っております。

受診対象の方には「受診券（シール）」及び質問票等の入ったみどり色の封筒が届いていることと思います。そちらを当院まで持参していただく事により無料、もしくは安価な値段で健康診断を受けることができます。健康に自信のある方、特に症状のない方であっても水面下では生活習慣病などの症状の出づらい病気が進行していることもありますので、この機会を利用してご自分の健康状態を確認することをお勧めします。

当院で行う検診

当院にて行っている検診は以下のものとなります。

健康診査

いわゆる一般的な健診です。血圧や採血、心電図、胸部のX線写真などにより全身的な健康状態を確認し、生活習慣病、メタボリックシンドロームなどを発見します。他のがん検診と異なり、原則として国民健康保険の方が対象になります。無料です。

大腸がん検診

便潜血検査と呼ばれる便の検査を2回行い、大腸がんの危険がないかを確認します。500円です。便潜血検査についてはこちらをお読みください。当院では大腸の内視鏡検査を行っておりますので、大腸がん検診にて異常が出た場合も引き続き当院にて精査を行うことが可能です。大腸内視鏡検査については痛みなどがご不安であれば麻酔を使用して行うことも可能ですのでご相談ください。

胃がん(内視鏡)検診

胃の内視鏡検査(胃カメラ)を行い、胃がんやその他の胃の病気を発見する検査です。1500円とバリウムによる胃がん検診より少し高いですが、より早期のがんや、がんのもとになる萎縮性胃炎などを発見することができます。当院では経口、及び経鼻内視鏡で検査を行っており、お好きな方を選択することができます。ご希望に応じて麻酔を使用することが可能ですが、その場合には(検診については麻酔は自費で行っていただく形となるため)価格が上がります。
注意点としてピロリ菌の除菌を行っていたり、胃の手術を行っている方は受けることができません。(これらの方は定期的な内視鏡検査がが必要なので保険診療として受けることができます。)
初回の受診時に内視鏡検査の予約と検査のご説明を行う形とさせていただいています。

胃がんリスク層別化検査

血液検査を行い、ピロリ菌の有無や胃の粘膜が弱っているかどうかなどを判定します。ピロリ菌がいたり、胃の粘膜が弱っていると判断された場合は胃の内視鏡検査をお勧めします。500円です。胃がん内視鏡検診と同様にピロリ菌の除菌を行っていたり、胃の手術を行っている方は受けることができません。(定期的な経過観察が必要なので保険診療として受けることになります。)

前立腺がん検診

血液検査を行い、前立腺がんの腫瘍マーカーであるPSAという物質を測定します。500円です。

受診にあたっての注意

当院では、胃癌内視鏡検診以外は予約無しで行うことができますが、健診の受診は書類記載などが多くなるため、午前は12時まで、午後は17時30分までの受付とさせていただいております。
また、受診時には、マスクの着用をお願いします。
発熱をしている方や風邪症状のある方は発熱外来での対応となりますので検診の受診は行うことができません。ご理解の程よろしくお願いいたします。

特に胃がん内視鏡検診は受診期限が令和6年12月31日と他の検診よりも早くなっております。
期限終了直前になると混雑が予想されるため、早めの受診をご検討ください。