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東京都江東区東砂2丁目11-27[地図]
肛門疾患は、多くの方が悩んでいますが、恥ずかしさなどもあり、なかなか受診できずにいる方も多いと思います。お薬や生活習慣の改善で治る場合も多いですが、手術が必要になる場合や放置すると危険な場合も有ります。是非お気軽にご相談ください。
肛門科というのは本来、外科しかない科です。(泌尿器科や皮膚科も同様です)そういった意味では肛門内科、肛門外科というのはおかしな言葉ではありますが、現在の医療広告ガイドラインでは肛門領域の診療についても外科と内科を表記するように指定されています。当院では薬での治療に加えて手術も含めた幅広い治療法を行うことができるため、肛門外科を標榜しています。
外科という言葉ですぐに手術されてしまうのではないかと心配になる方もおられると思いますが、当院ではできるだけお薬や生活指導による治療を行い、どうしても手術が必要な場合にのみ手術や注射などの治療を行っています。
肛門疾患は男性に多いというイメージがありますが、肛門疾患をお持ちの女性の方は実はかなり多いのです。ホルモンバランスの乱れや妊娠・出産・授乳、便秘などが、原因といわれています。しかし、女性の方は肛門の診察や大腸内視鏡検査に対し、『恥ずかしい』や『怖い』といったイメージを持たれている方も多いです。
当院は肛門疾患だけでなく、幅広い病気を扱っておりますので、他の受診のついででもお困りの症状があればご相談ください。事前のお問い合わせがあれば専用の待合室をご用意することも可能です。また、スタッフも医師以外はすべて女性です。肛門診察や検査の際には、女性看護師が必ず付き添いますので、安心してご相談にお越しください。
痔核はもともとどの人にもあるものです。痔核は肛門の筋肉と協力して肛門から便やガスが漏れ出るのを防いでいます。痔核があること自体は治療の必要はありませんが、長時間いきんだり、腹圧のかかる状態が続いたりすると、痔核がゆるんだり、うっ血したりして大きくなり、症状が出てきます。痔核には内痔核と外痔核があります
いぼ痔全般や治療についてのより詳しい話について知りたい場合はこちらの記事をお読みください。
当院で行っているいぼ痔の注射療法(ALTA療法やジオン注射、痔核硬化療法などとも呼ばれています)についてはこちらの記事をご覧ください。
肛門の内側の痔核です。通常、痛みはありませんが、大きくなってくると出血したり、肛門から脱出(脱肛)したりします。薬で治療できる場合も多いですが、出血が多い場合や脱出して戻らない場合は手術やジオン注射などで治療を行います。肛門からの出血は内痔核によるものが多いですが、大腸癌が隠れていたりすることもあり、注意が必要です。
肛門の外側の痔核です。長時間いきんだり、重いものを持ったりした際に血の塊ができて、痛みや違和感の原因になる場合があります。薬などで改善する場合も多いですが痛みが強い場合や大きい場合には処置が必要となることもあります。
いわゆる切れ痔です。最初は硬い便をしたときにできる肛門の切り傷で、塗り薬を使用したり、便を柔らかくすると改善することもあります。しかし、肛門の筋肉の緊張が強い状態が続くと、肛門の皮膚の血流が悪くなって傷がなかなか治らず、慢性化(慢性裂肛)します。切れたり治ったりを繰り返して肛門自体が狭くなったり、痛みが強い場合には手術が必要となります。
きれ痔・裂肛や肛門が狭くなる(肛門狭窄)などについてより詳しい説明や治療についてはこちらの記事をお読みください。
肛門の近くには複数のくぼみ(肛門陰窩)があり、そこからばい菌が入る場合があります。体の状態により、入ったばい菌がくぼみの中で繁殖し、膿(うみ)のたまりを作ります。これが肛門周囲膿瘍です。肛門が腫れ、強い痛みが出ます。重い場合は熱が出ます。肛門周囲膿瘍は膿がたまっている部分を切開して膿を出す必要があります。
肛門周囲膿瘍は膿が出れば痛みは引きますが、トンネルのようなものが残ります。これが痔瘻です。痔瘻が残っていると再び腫れてくることが多く、また長期に放置すると癌になることもあるため、根本的な手術が必要です。
痔ろうについてのより詳しい説明や治療についてはこちらの記事をお読みください。
その他の肛門疾患(直腸瘤、直腸脱、肛門ポリープ、肛門狭窄、肛門尖圭コンジローマなど)についても治療を行っております。 症状が気になる方はご相談ください。
直腸脱や直腸瘤についてのより詳しい説明や治療についてはこちらの記事をお読みください。
肛門尖圭コンジローマについてのより詳しい説明や治療についてはこちらの記事をお読みください。
「受診すると手術になってしまうのでは」、「手術はすごく痛い」、などと思われる方も多いですが、手術が必要な患者さんはごく一部です。早く治療すれば簡単な処置で済み、座薬や軟膏など、お薬で治ることもあります。当院では日帰りでの手術を行っており、重症の痔疾患でなければ当院で治療が完結します。ただし、日帰り手術とはいえ、しばらく痛みや出血はありますので、手術翌日から普通に仕事ができるというわけではなく、数日間の自宅安静が必要です。
痔核手術のスタンダードです。原則としてどのような病態の痔核にも使用することができ、再発率も低いです。これまでに様々な手術法が開発されていますが、結紮切除術に取って代わるような術式は現在のところ出現していません。痛みや出血などの副作用を少なくするために、最近では後述のジオン注射と組み合わせた治療法なども出てきています。
注射でいぼ痔を「固めてしまう」治療です。適切な施術を行えば手術と比べて術後の痛みや合併症も少ないです。ただし、不適切な痔核に対して使用したり、不適切な施術を行うと合併症や早期の再発の原因となる事もあり、注意が必要です。
その他肛門疾患に対しても日帰りで手術を行っております。
初診の際には3割負担の方で初診料(問診、説明)、検査料(肛門鏡)、処方箋などで3,000円程度になります。
疾患、術式にもよりますが、3割負担の方で自己負担金額は17,000円〜25,000円前後です。なお手術の予約時に術前検査として血液検査を受けていただきます。
ジオン注射単独による治療(手術療法を併用しない場合)では3割負担の方で窓口自己負担金額は16,000円〜2万円以内です。ジオン注射を予定する場合でも術前検査として血液検査を受けていただきます。
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