予防接種について
- 予防接種は、感染症から身を守るための効果的な方法のひとつです。ワクチンを接種することで体内に免疫をつくり、病気の発症を防いだり、万が一かかってしまった場合でも症状を軽くすることができます。
- 特に乳幼児や高齢の方、持病をお持ちの方は、感染症が重症化しやすい傾向にあるため、予防接種による予防がより重要になります。また、個人の健康を守るだけでなく、社会全体での感染拡大を防ぐという公衆衛生上の大きな意義もあります。
- 当院では、お子さまから大人の方まで、幅広い年齢層の予防接種に対応しています。ワクチンの種類や接種時期、対象者などは複雑で分かりにくい部分も多いため、不明な点や心配なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
当院で接種可能なワクチン
当院では、以下のワクチン接種に対応しています。
| ワクチン | 薬価 | |
|---|---|---|
| インフルエンザワクチン | 一般(1回目)3,500円 一般(2回目)2,500円 高齢者(自己負担あり)2,500円 高齢者(65歳以上:2回目)3,500円 こども(1回目)1,500円 こども(2回目)500円 |
予約不要で接種可能です。 毎年流行する型が異なるため、シーズンごとの接種をおすすめしています。 |
| DT(二種混合) | 4,400円 | ジフテリア、破傷風の2種類の病気を予防するワクチンです。 |
| DPT(三種混合) | 乳幼児を対象に接種費用の一部助成があります。 | ジフテリア、百日咳、破傷風の3種類の病気を予防するワクチンです。 |
| DPT-IPV(四種混合) | 乳幼児を対象に接種費用の一部助成があります。 | DPT(三種混合)ワクチンに不活化ポリオワクチンを加えたワクチンです。 |
| Hibワクチン | 乳幼児を対象に接種費用の一部助成があります。 | 乳幼児の細菌性髄膜炎などの重篤な感染症を予防します。 |
| 小児用肺炎球菌ワクチン | 乳幼児を対象に接種費用の一部助成があります。 | お子さまの肺炎球菌感染症を予防するワクチンです。 |
| 成人用肺炎球菌ワクチン | 一般(ニューモバックスNP)8,800円 高齢者用(助成あり)1,500円 |
肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぐワクチンです。高齢者の方には特におすすめしています。 |
| 不活化ポリオワクチン | 乳幼児を対象に接種費用の一部助成があります。 | ポリオ(小児まひ)を予防するワクチンです。 |
| ロタウイルスワクチン | 乳幼児を対象に接種費用の一部助成があります。 | 乳幼児の下痢・嘔吐症の主な原因であるロタウイルスの予防をするワクチンです。 |
| 麻疹(はしか)・風疹ワクチン | MR(麻しん風しん混合)8,800円 | 感染力が非常に強い麻疹・風疹を予防します。 |
| おたふくかぜワクチン | 6,600円 | おたふく風邪とその合併症を予防するワクチンです。 |
| 水痘ワクチン | 一般8,800円 乾燥弱毒性水痘ワクチン(助成あり)4,800円 |
水ぼうそうを予防するワクチンです。 |
| HPVワクチン(子宮頸がんワクチン) | サーバリックス(3本セット)50,000円 ガーダシル(3本セット)50,000円 シルガード9(1回につき)27,500円 |
子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスの感染を予防します。 |
| 帯状疱疹ワクチン | シングリックス(1回分)22,000円 シングリックス(1回分・助成あり)12,000円 シングリックス(2本セット)44,000円 |
帯状疱疹やその合併症である帯状疱疹後神経痛を予防するワクチンです。 |
※一部ワクチンにおいては補助が出ることもあります。
※小児の定期接種については基本的に無料でお受けいただけます。
※表内は全て税込です。
予防接種を受ける際の注意点
安全に予防接種を受けていただくため、以下の点にご注意ください。
接種前の確認事項
予防接種を受ける前には、いくつか確認しておくべきことがあります。まず、体調が良好であることが基本条件です。発熱している場合や、明らかに体調が悪いときには接種を延期する必要があります。
また、以前に予防接種を受けた際にアレルギー反応や強い副反応が出たことがある方、現在治療中の病気がある方、妊娠中または妊娠の可能性がある方は、必ず事前に医師にお伝えください。
当日持参していただくもの
接種当日は、以下のものをお持ちください。
- 母子健康手帳(お子さまの場合)
- 予診票(お持ちの場合)
- 健康保険証
- 接種券(定期接種の場合)
母子健康手帳は、これまでの接種記録を確認するために必須です。忘れずにお持ちください。
接種間隔について
ワクチンには、ほかのワクチンとの接種間隔が定められているものがあります。特に複数のワクチンを接種する場合は、適切な間隔を空ける必要があります。接種スケジュールについては、当院でしっかりとご案内いたしますので、ご安心ください。
接種後の過ごし方
予防接種後は、以下の点に注意してお過ごしください。
接種直後の注意
接種後30分程度は、急な副反応が起こる可能性があるため、すぐに対応できるよう医療機関の近くで様子を見ることをおすすめします。特に初めて接種するワクチンの場合は、この時間を大切にしてください。
当日の過ごし方
接種当日は、激しい運動や過度な飲酒は避けてください。また、接種部位を強くこすったり、もんだりしないようにしましょう。入浴は問題ありませんが、接種部位を強く洗うのは控えてください。
起こりうる副反応
予防接種後には、接種部位の腫れや痛み、発熱、倦怠感といった副反応が現れることがあります。これらは体が免疫をつくっている証拠であり、通常は数日以内に自然におさまります。
ただし、高熱が続く場合や、接種部位の腫れがひどく広がる場合、呼吸困難やじんましんなどのアレルギー症状が出た場合には、すぐに医療機関を受診してください。
接種スケジュールのご相談も承ります

ワクチンの種類によって、接種が必要な時期、対象年齢、ほかのワクチンとの接種間隔などが細かく定められています。特にお子さまの予防接種は、スケジュールが複雑で分かりにくいと感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。
当院では、一人ひとりに合った接種スケジュールのご提案も行っています。「次はいつ、何を接種すればいいの?」「このワクチンは必要?」といった疑問にも丁寧にお答えいたします。
また、定期接種と任意接種の違いや、公費負担の対象となるかどうかなど、制度面でのご質問にも対応しています。予防接種について少しでも気になることがあれば、遠慮なくお尋ねください。
接種をご希望の方へ
予防接種をご希望の方は、ワクチンの在庫確認や準備が必要な場合がありますので、事前にお電話でご相談いただくとスムーズです。インフルエンザワクチンについては予約不要ですが、それ以外のワクチンについては、まずは当院までお問い合わせください。
皆さんの健康を守るお手伝いができるよう、スタッフ一同、丁寧な対応を心がけています。どうぞお気軽にご来院ください。

